2009年6月  Rev.2.0
社団法人日本ダンススポーツ連盟

ダンススポーツグランプリ決勝競技について
(2009年度)

(概要)
 2009年7月のダンススポーツグランプリin静岡以降のグランプリにおいては、「ダンススポーツの新審判方式 実施規程」の第1フェーズに基づき、新審判方式の採点が競技結果に反映されます。 従来方式からのなだらかな移行のために、第1フェーズでは原則として過半数の審判員が新審判方式にて採点し、その点数を種目単位に順位に置き換えます。その他の審判員は、従来方式にて順位法で審判し、これら個々の審判員の順位データを用いて従来のスケーティングシステムにて競技結果を算出します。
 (評価基準等の詳細:ダンススポーツの新審判方式実施規程参照)
競技の精度を保つために決勝は6組を原則とし、準決勝で同点が出た場合も8組以内とします。9組以上になった場合は、同点決勝を行い、決勝進出6組とします。

   決勝は、全組で踊る「全員競技」の他に、指定された種目については「ソロ競技」併用となります。ソロ競技部分では別途指定する課題フィガーを含めて踊っていただきます。
   本年度のソロ競技はIDSFソロ種目にあわせて、スタンダードはスローフォックストロット、クイックステップ、ラテンはサンバ、パソドブレの各2種目をソロ競技種目と指定します。次の課題フィガーについて要件を満たすよう各自コリオグラフィーに取り入れてください。
    (2009年ソロ競技:スタンダード課題フィガーについて) (St課題フィガー演技申請用紙
    (2009年ソロ競技:ラテン課題フィガーについて) (La課題フィガー演技申請用紙

(詳細)

  1. 2009年度では、ソロ競技のある種目について、全員競技を先に行う場合とソロ競技を先に行う場合があります。

    *グランプリスタンダード決勝は、F(全員orソロ競技)、F(ソロor全員競技)、W(全員競技)、T(全員 競技)、VW(全員競技)、Q(全員orソロ競技)、Q(ソロor全員競技)の順にて行なわれます。

    *グランプリラテン決勝は、S(全員orソロ競技)、S(ソロor全員競技)、C(全員競技)、R(全員競技)、J(全員競技)、P(全員orソロ競技)、P(ソロor全員競技)の順に行なわれます。

  2. 曲の長さは、新審判方式実施規程に基づきます。ソロ競技前の全員競技は約1分15秒(イントロ+約1 分+フェードアウト)となります(パソドブレは第2ハイライト)。また、決勝進出組数によっては、曲が少し長くかかる場合もあります。曲が流れている間が採点対象ですので充分ご注意ください。

  3. 全組競技とソロ競技の間には1分間のインターバル、ソロ競技の各選手の演技間にも約1分間の インターバルがあります。インターバルの間、採点途中結果の発表がある場合もあります。

  4. 各課題フィガーはソロ競技の中で1回以上入れるようにしてください。ソロ競技に於ける課題フィガーは「課題フィガー演技申請用紙」にて申請した順番と小節数で演技してください。ソロ競技前の全員競技では課題フィガーを取り入れる必要はなく、踊り方も従来通り自由です。

  5. ソロ競技の演技順は決勝前の抽選にて決定されます。