エントリーは11組出場9組、審判員は11名で開催されました。優勝争いは4連覇を狙う北海道の久保田弓椰・久保田蘭羅に、昨年ウクライナから日本に拠点を移し、三笠宮杯スタンダード・ラテン両方のファイナリスト オレクシー・グザー−太田吏圭子組が対抗。その他、過去5回のファイナル経験を持ちユース時代には久保田弓椰・久保田蘭羅を抑えてユース10ダンスチャンピオンにもなった神奈川の川島知也・小嶋まつり組。昨年から参戦の関根チョーマ・沼田まな美組。三笠宮杯ラテンファイナリストのこの4組にグランプリin大阪のラテンファイナリスト上田裕哉 ・齋藤望組が絡み、熾烈な準決勝では、この5組と初出場の大東哲平−ハン・ジンニィ組が得意のスタンダードで引き離し、勝ち残りました。新井光斗−甘利このみ組はジャイブで7チェックと健闘したものの次点、長屋勝也−長屋雅苗組は得意のラテンで思ったほど点が伸びず、同じく初出場で九州からの参戦の石田直−石田陽子とともに準決勝で敗退しました。
決勝戦は前半競技がスタンダード。オレクシー・グザー−太田吏圭子組が力強い動きで圧倒し、5種目とも1位、ラテンでも5種目2位をキープし、初優勝を遂げました。久保田弓椰・蘭羅組はラテン5種目では貫録で1位を獲得したものの、スタンダードでのV3位が響き、順位点差1で総合2位となりました。3位にはV、P、Jなどでのパワフルな動きで上位2組を脅かした川島知也・小嶋まつり組が、4位には、独特のリズム感とプレゼンテーションで会場を沸かせた関根チョーマ・沼田まな美組が入りました。5位は3年連続ファイナリストとなった上田裕哉・齋藤望組。6位は終始美しいラインをキープした大東哲平−ハン・ジンニィ組が入りました。
初優勝のとなったオレクシー・グザー−太田吏圭子組は、歓喜のオナーダンスでRumbaを披露し、 会場は最後まで活気に溢れ、大会の幕を閉じました。来年以降も高いレベルでの10ダンス代表権争いが予想され、本当に楽しみです。
結果
順位 | リーダー名 | パートナー名 | 所 属 | |
1位 | オレクシー・グザー | 太田 吏圭子 | 東京都 | 初優勝 |
2位 | 久保田 弓椰 | 久保田 蘭羅 | 北海道 | |
3位 | 川島 知也 | 小嶋 まつり | 神奈川県 | |
4位 | 関根 チョーマ | 沼田 まな美 | 埼玉県 | |
5位 | 上田 裕哉 | 齋藤 望 | 東京都 | |
6位 | 大東 哲平 | ハン・ジンニィ | 東京都 | |
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